幼少期、父親の仕事の都合で1〜3年毎に転校を繰り返し、小学校3校、中学校3校に通いました。
常に変化の連続で、孤独を感じながら不安定な子供時代を過ごしてきました。
慣れてきた頃にはまた引越し。
一からやり直しです。
今まで何をしても長続きしなかったのは、この経験があったからかもしれませんが、どんな変化にも順応できるのもこの経験のおかげだと思っています。
転校生ということで、どうしても注目を浴びてしまい、教室にいるのが怖く、何か理由をつけては保健室に通っていました。
小さい頃から、前に出てはいけない、目立ってはいけないというブロックが強く、いつも目立たないように後ろに隠れて普通にならなきゃと自分に言い聞かせてきました。
これは過去世の影響もありました。
成長するにつれ、自分らしく自由に生きてこれた時期もありましたが、大人になり母になり、守るものができたことで自分らしく生きることに制限を掛けてしまいました。
子供を産むことで私の役目は終わった。
もう私にやれることはない。
そんな風に思いながら、パートナーの為に子供達の為に、どこか不足感を感じながら毎日を過ごしていました。
子供が生きがいで、子供達に一心の愛情を注いできましたが、愛の掛け方を少し間違えていたようです。
何でも先回りして失敗がないように、道に迷わないように良かれと思ってしてきたことが大きな間違いでした。
結果的に、子供の芽を摘み可能性を奪うことになり、自分の子供時代の経験を活かした子育てが出来ていませんでした。
本来なら、「みんなと違ってもいい」ということを教えるべきでしたが、子供を普通という枠の中に収めようとしていました。
幼い時から普通になりたいといつも思っていた私にとって、普通という価値観を手放すことが大きな課題でしたが、長女がそれを不登校という形で見せてくれました。
世の中の普通や当たり前は、自分にとって必要でないことで溢れています。
人間としての普通というたくさんの価値観を手放し、どんな自分も子供も受け入れることができるようになったことで、生きづらさも薄れていきました。
このあたりから精神世界の目覚めを体験し、自分と本気で向き合う覚悟を決めることになります。
スピリチュアルカウンセラーのREIKAさんと出会い、私も子供たちも宇宙としっかり繋がって生きていく魂だということを教えていただき、宇宙と繋がって生きる覚悟を決めました。
全ては自分の為に起きていたこと。
全ての経験に本当の意味で感謝の気持ちが持てた時、人は新たな段階へと進んでいけます。
スピリチュアルや魂の仕組みというのは、知識だけでは理解できないことが殆どです。
自分の経験を通して理解できるものです。
これまでの自分の人生を振り返ってみた時、全てに辻褄が合い、後から答え合わせができるようになっています。
色々なことが絡み合って起きていて、ひとつのことだけを解決すればいいというものでもありません。
私は子供を通しての気付きや学びが多く、子供たちにたくさん成長させてもらっています。
魂を成長させる仲間として、これからも高め合っていきたいと思っています。